緊急時の対処法
- 人身に関わる事故
- 万が一、救急車を呼ぶ事故が発生した場合、内線119に連絡してください。守衛所につながり、適切な対応がなされます。絶対に外線で救急車を呼ばないでください。また、ビームライン当番(3899)およびビームライン担当にも連絡して下さい。
- ビームアボート
- 正常閉時にケーブルダクトの開閉や退出シーケンスの間違いなどもビームアボート発生の原因になり得ます。
アボートが生じてしまったら、直ちにビームライン当番(3899)およびビームライン担当に連絡して下さい。
原因が解明され対処方法が確定するまでビームラインは閉鎖されます。
- 漏電
- ビームラインの電源盤には漏電ブレーカーが設置されていますが、グランド線の取り扱いのミスなどによってBL02B1に分岐している主電源盤のブレーカが漏電を感知することがあります。
この主電源盤に達する漏電が発生した場合、漏電警報が発報し、施設管理部門により漏電箇所が特定されるまで通電はされず実験は中断します。この際にも
ビームライン当番(3899)およびビームライン担当に連絡して下さい。 原因が解明された後、漏電報告書を書いていただきます。
- インターロック制御盤アラーム
- ユーザー運転中は輸送チャンネル内の真空値などがモニターされており、インターロック値を超えるとMBSやDSSが自動的に閉じられアラームを発報します。アラームの内容はインターロック制御盤により確認することができます。退出制御盤の右上の[stop]ボタンを押してアラーム音を止め、現状を保存した状態でビームライン当番(3899)およびビームライン担当に連絡して下さい。ただし、退出シークエンス時のキー操作エラー(Level
1アラーム)については、ユーザーが退出制御盤の右上の[stop]ボタンを押してアラームを解除することができます。再度、正しい退出シークエンスを行ってください。
PCのウィルスやワーム- ビームラインのサブネット上でウィルスやワームが検出された場合、自動的にビームラインのサブネットが 外部と遮断されます。この場合、ウィルスまたはワームの駆除が終了するまで機器が制御不可能となり実験は中断されます。
- ビームラインのサブネット上でウィルスやワームが検出された場合、自動的にビームラインのサブネットが 外部と遮断されます。この場合、ウィルスまたはワームの駆除が終了するまで機器が制御不可能となり実験は中断されます。
持込PCの接続
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DHCPサーバーにより自動的にIPアドレスが割り振られます。最大6台までの接続が可能です。 LANケーブルは、絶対に両端をハブにつながないでください(ループ状態の禁止)。 LANケーブルのループ状態が発生するとビームラインのLANは外部と自動的に切り離され、外部との通信ができなくなるだけでなく、 光学コンポーネント、回折装置の制御も不能になり、実験が中断されます。
光学系

液体窒素の汲み出し
- 安全・保安関連手続き概要/高圧ガス
にあるように、液体窒素を汲み出す場合には、「安全管理室の行う講習を受講」していただく必要があります。
ここにある講習というのは、8分ほどのビデオを視聴することです。
その内容は、
- 液体窒素を使う上での注意点
- 実際に使うことになる実験ホール内の窒素置き場での決まりごと
利用業務部の受付で申し込めばすぐに視聴できます。
100V電源ブレーカー容量
- 本ビームラインの100V電源の取り出し口は以下の構成になっています。
機器の接続は容量を考慮して行って下さい。
元側 主な接続機器 ハッチ壁面(NFB1) 容量30A ハッチ外 容量20A ホール側コンセント リング側コンセント ハッチ内 容量20A 上流側コンセント 多軸回折計モータードライバ 下流側コンセント 大型湾曲IPカメラドライバ 安定化電源(AVR) 容量40A タップAVR1 容量20A ハッチ内タップAVR1-1 ハッチ内タップAVR1-2 タップAVR2 容量20A
- レーザープリンタ:駆動時はパワーセーブ時よりも約12A上昇します。
- モータードライバ:駆動時は待機時よりも約1A上昇します。
- 低温循環水槽C-305:4A
Last updade March 7, 2007.