Topへ>> 02B2ホームへ(お知らせとプレスリリース) >>BLを利用される方へ

利用に関する流れ

  • 課題申請について
  •   課題申請(年6回)をweb上で行う.   (SPring-8ユーザーポータル)
      実験が実施可能かどうか疑問があれば、BL担当者に相談してください。
  • 来所/実験について
  •   ☆必要書類の提出
      ☆ ビームタイムの前に、
       BL担当者に実験条件やスケジュール(X線の波長や使用機器)について
       の事前連絡をお願いします
       実験当日朝に連絡された場合,対応できない場合があります。      
  • 実験後について
  •   ☆ビームタイム利用報告書の提出(web上SPring-8ユーザーポータル)
      ☆ユーザーカード・線量計返却、(中央管理棟2階または北管理棟)
      ☆Beamline Notes、ビームライン点検表 返却(Web上入力)
      ☆利用課題実験報告書 (終了後 60日以内)

キャピラリ試料準備について

  • キャピラリの長さについて
  • キャピラリーの種類について
  • キャピラリの径はどれが良いか?
  •   ☆吸収計算ソフト(広島大:安部 友啓氏 提供)で計算してください。
       キャピラリのPacling ratioはおおよそ20-30%です。
       構造解析に使いたい回折角まで吸収による影響を1%以下にしてください。

緊急時の対処法

・人身に係る事故について
万が一、救急車を呼ぶ事故が発生した場合、内線119に連絡してください。 守衛所につながり、適切な対応がなされます。 絶対に外線で救急車を呼ばないでください。 また、ビームライン当番(3899)およびビームライン担当(3134)にも連絡して下さい。

[重要]緊急時対応はこちらをご覧ください

・ビームアボート時
>BL02B2が原因ではないビームアボートからの復帰
再入射が終わるまで、館内放送にて”MBS unlock・Topup運転再開しました”が放送された後、退出シーケンスを行い、MBS、DSSの順に開けてください。
PSICでI0のカウント、ビーム位置がアボート前と同じ状態か確認をしてください。
異常がある場合はBL担当者(3134)まで連絡してください。
BL02B2が原因でのアボートでは、原因が究明されるまでビームラインは封鎖されます。
>ユーザーによるケーブルダクトの開閉は禁止です。

測定準備室の利用に関して

  • 測定準備室の利用は、原則、ビームタイム時のみとさせて頂きます。
      それ以外の時間帯の利用は、BL担当者および、実験中ユーザーに声をかけてください。
  •  
  • 利用後は、必ず清掃し、利用前の状態に戻してください。
     特に試料ホルダの片付け、個数の確認は必ず行ってください。
  •  
  • 実験後は、必ず試料を回収し、持ち帰ってください。
     試料のついたキムワイプ等も、持ち帰りをお願い致します。
  • ヘリウムガス吹付装置をご使用される方へ

    2019. 4 現在、国内でのヘリウムガスの調達が困難であることから、当該装置の利用を制限しております。

    ヘリウムガス吹付装置のご利用の場合は、ビームタイム1週間前までにBL担当者に連絡してください。
    また、以下の点に注意をお願い致します。
       
  • キャピラリは、サンプルチェンジャーのホルダーと同じです。
    キャピラリの長さも同じです。
  •  
  • Heガス代が消耗品に加算されます.消費量は約10リッター/分です。
       2016年現在、Heガス(99.99%)1リットル当たり3円です。
  •  
  • 立ち上げ時、装置の冷却に2時間程度かかります。
       その間は、通常の窒素吹付装置は利用可能です。
  •  
  • 使用時、 低温窒素吹付装置は利用できません。
  •  
  • 立下げ時、装置を室温に戻す際、Heガスフローを行います。約1時間程度かかります。
  •  
  • キャピラリ内の試料が少ない場合は、キャピラリ内を真空封入およびHe置換することをお勧めします。
  •    

    ガス雰囲気下での測定(高圧ガスボンベを利用される方へ)

    高圧ガスボンベを利用される方は、課題申請時に”安全に関する手続きが必要なもの”の箇所で”高圧ガス容器持込み実験”をチェックしてください。 その後、各運転サイクル30日前までに高圧ガス容器持込事前申請(下記を参照)を行ってください。 SP8運転スケジュール

    ※BL02B2のガスを利用する場合でも、申請してください。申請がされないと実験はできません。

    • 申請のしかた
         高圧ガス容器持込事前申請書に必要事項を記入し、
         利用推進部 sp8jasri(at)spring8.or.jpまで提出してください。
    •  
    • 申請書ダウンロード
        高圧ガス容器持込事前申請書のDL  
    •  
    • ※ヘリウムガスとアルゴンガスは常設されており、持込事前申請は必要ありません
    •  
    • 必要事項
    •  
         
      1. 課題番号、使用者の所属、氏名、連絡先
      2.  
      3. ガス容器の種類、容積、圧力、ボンベ充填量     
        >>BL02B2のガスの利用の場合は、下記を参照してください。
      4.       
        ガス種類O2N2CO2H2CH4
        容器体積(L)1010101010
        最高充填圧力(MPa)14.714.714.714.714.7
        充填量(m3 or kg)1.51.50.751.51.5
           
      5. 持込場所>>”蓄積リング棟 BL02B2としてください”
      6.  
      7. 持込期間>>実験で持ち込む期間。ビームタイムが複数回ある場合、本申請書もビームタイム毎に提出願います。
      8.  

    デスクトップ粉末回折計MiniFlex の利用方法

     リガク社製のデスクトップ粉末回折計Miniflex(1次元半導体検出器D-texを搭載)は,
    全ての共用BLユーザーとJASRIスタッフの方が利用可能です。
    初めての方や使用方法が分からない方は, BL02B2担当者までご連絡ください。